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その頃茂
茂は駄菓子屋へ向かっていた！
感謝状を抱えながら･････
遠くから駄菓子屋を見ると明らかに様子がおかしかった
この駄菓子屋は普通の駄菓子屋より駄菓子のバリエーションが多く、しかも安価という小遣いの少ないガキにはとても嬉しい店だ。
親父から聞いた限りでは、この店は老舗で50年続いている。
昔からこの駄菓子屋に通った俺だから言える。
何かおかしい。
つか、やっと着いた
中を見てみる。
明らかに人が少ない。3人組の小学校くらいの子供と、レジにいる店長のおばあちゃんしかいない
俺は昔からここに通って来たが、いつも10人は中にいた。
今の様に客が三人だけだなんて見た事がない。
周りを見てみる。
隣の空き地に椅子に座り、目隠しをし、更にロープで縛られてる女の人と木刀担いだ女の人がいる
目立ちすぎたろ。
新手のプレイか？
通りかかる人を見ろよ
冷たい目をしてるじゃないか･･･
女子高生は写メしてるし･･･
オバチャンは何か違うオバチャンと二人を見ながら話し込んでるし･･･
自重しろ、自重。つか聞かなきゃダメだよな！？
何してるか聞かなきゃダメだよな！？
その後、自由と苦悩のブルースを歌った末、俺は話し掛ける事にした
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