佐藤家ハッスル!

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「終わったか」 そう言って、勇也を見ると、勇也はバッグを俺に投げ、電話を取り出す 車を用意してくれてるのだろう、約束は守るらしいな 「兄貴、メッチャカッコ良かったで!」 久美が元気良く飛び出して来た。 いま、カッコ良かったって言った? 「見てた?」 「うん、ウチ兄貴に惚れたで~♪」 そう言った後に久美は抱き付いて来た。 「カッコ良かったですよ~♪」 小百合も後ろから抱き付いて来た。 二人の胸が当たった事は言わないでおこう 「じゃ、帰るか。」 「ウン!」 あれ?俺何でココ来たんだろ?何か忘れてるな? 「あっ!思い出した!久美、お前レディース抜けろ。」 「ええよ」 久美は構わずに俺の胸で頬ずりしている。 あれ?意外とアッサリ? 「久美、お前アッサリ言うけど名残とか無いのか!?」 「少し寂しいけど、ウチは兄貴がいるからええねん」 久美は少し悲しそうな顔で言った。 「え!?じゃあ紫狐は解散ですか!?」 「小百合、お前ならウチの後任出来るハズや。後は任せたで、親友」 「お前なら出来るハズや」 「え~と。実は私も抜けたいんですけど・・・・」 全米は驚愕した!! 「ホ、ホワーイ!?」 久美は小百合の意外な言葉に動揺を隠せないのか、英語で聞いていた 「だって、久美さんが抜けるから♪」 理由になってない・・・・・・ 俺等は紫狐の今後を話しながら外へ出ることにした 外へでるとでかいリムジンが・・・・ 全米は再び驚愕した 「・・・・で・・・・やから・・・・やろ!?」 「そうですけど・・・は・・・ですし、・・・・・が・・・・ですって!!」 まだ話していたか、不良共。 「で?決まったの?」 俺が二人に質問してみた。
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