久美とお買い物、帰ったら鬼が待っている!?

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「なあ、久美」 「何や兄貴?あっ、この煮物おいしい」 そりゃどーも 「コレ本当に美味しいよダーリンムシャムシャ」 食べながら話をするをじゃありません! つかムシャムシャって効果音違くない?モグモグなら分かるけどさー 「今日、買い物行かないか?」 「ダーリン、私を差し置いて久美ちゃんとデート?」 「ホンマか?兄貴?」 「ああ、本当だぞ」 何かメグが「昨日だって出番無かったのに・・・・シクシク」とか言ってるし 勘違いだっつーの 「お前、部屋はあっても家具とか日用品とか服とかが無いだろ?」 俺は水を飲みながら言った。結構スゴい技術だよ、コレ 「そやな、今日は買い物に行きましょか」 久美はリビングを離れ、どこかに行った。大方、俺の部屋だろう。 俺はメグを見てみる。うん、あの顔はいじけてる。 「メグ?」 「・・・・・・・・」 こりゃいじけてるな。これでいじけてないってなら、何がいじけてるんだろうか 俺はメグの額にキスした。 「!?」 「俺は今みたいないじけてるメグより、いつもみたいな少し、いや大分エロいけど、明るくて元気なメグが好きだな」 コレは全て真実です。嘘じゃありませんよ 「じゃ・・じゃあ///」 「じゃあ?」 「私と遊園地に行って!!///」 「いいとも、俺に断る理由が無いからな。」 俺はメグを抱き寄せ、頭を撫でた 「はぅぅ~」 『今日のダーリン、積極的だな~』 「日程と場所はお前が決めとけ、いいな?」 「う、うん///」 俺はメグから離れ、自分の部屋に戻った。 家具を買う金?今更何言ってんの?遅いよ。 みんな昨日、三人で命賭けて2000万取ったの忘れた?
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