久美とお買い物、帰ったら鬼が待っている!?

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「!?」 久美は驚いた顔をして俺を見た。腕に抱き付くの拒否された人に一緒に腕くまれるんだもんな、当たり前か。 「迷子になったら困るからな」 あーッ!今の俺、100%顔赤い!恥ずかしっ! つか俺、ツンデレだったんだ 「兄貴も素直やないな~」 と言って久美は頬を突っついてくるし 泣いて良いですか? 「兄貴、最初は服が欲しいんやけど」 「じゃあ、行こっか」 俺等は都内の超高級ブランド物の服屋の前に向かった。久美は驚いた顔をしていた。 金ならあるんだよ、フヒヒ・・・・ キモい?ごめんなさい自重します 「このブランド、小百合の親が経営してるから安く買える事、兄貴知ってたんか?」 「なにィィィィィィィィ!!!」 通行人が一斉にコッチを向いた。お恥ずかしい・・・・・ 「久美、このブランドは俺の知ってる中で一番高級なブランドだぞ?小百合の親が経営してるわけ・・・・」 「あっ!久美さ~ん!!」 声をした方をみると、小百合が笑顔で手を振ってました つか、久美だけ!? 昨日の事と言い、やっぱり存在感無いんだ、俺 「お兄さんもいたんですか?こんにちは~」 あれ?なんでだろう?目から水がでてくるや 「このブランド、確かお前の親が経営してたよな?」 「ええ、そうですけど」 マジで?だから昨日賞金の取り分の事で何も言わなかったんだ・・・・・・ 納得 「とりあえず入ろか」 「はい♪」 そして俺等は店の中に入った
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