登校!青春が俺を待っている!

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そんな久美をスルーして制服に着替えるために部屋に戻る。 妹よ、純粋なのは良いが、純粋過ぎるのはダメだぞ そういやあの二人やゆ~ゆ~は学校、どうするんだ? 俺は制服を着終わり、玄関へと行く。 時刻は7:40。まだ余裕があるな・・・・ 一応、学校の事聞くか・・・・・・ 「そういや、久美とメグは学校どうするんだ?」 「私はもう決まってて・・・・今日から行くんだけど・・・・」 「ウチも義母さんに進められてもう決まっとる。ウチも今日から行くんやけど・・・・ 確か・・・私立海桜中学(シリツウミザクラチュウガク)やったけど・・・どした、兄貴?」 アワワワワワワ・・・・ どうしよう、どうしよう。 海桜中学はーーーーーー 「奇遇だね~久美ちゃん。私もだよ~」 「ホンマか?イェーイ」 二人はハイタッチを交わす。 「海桜中学はーーーーーー」 俺が大事な部分を言おうとした時、誰かが俺の肩を叩いた 「おはよ、し~し~。し~し~も今日から学校か?奇遇だ、オレもなんだよ!確か学校の名前は海桜中学だったかな?」 なんて事だ、ゆ~ゆ~までもが・・・・・ 「何で学校が一緒なんだァァァ!!!」 「え?ウチ等兄貴と学校一緒なの?」 「コレも何かの運命なのかな~?嗚呼、私とダーリン将来の道が見える」 「よっしゃ!し~し~と学校が一緒だ!最近、出番の無いオレへのご褒美に間違いない!!」 「じゃあ、お前達に気を付けて欲しい事がある。」 「「「は~い」」」 無駄な事は息がピッタリだな・・・・ 「登校中はずっとくっついてろ、絶対離れるな」 「兄貴からそんな事言われるなんて・・・///」 「ダーリン、三人同時にヤるつもりなの?///」 黙れ、変態 「し~し~、優しくな///」 違う!それは誤解だ!! 「早くしろ!遅刻する!」 三人は俺にくっ付いて来た。 ついでにメグは右腕に抱きついている、ゆ~ゆ~は左腕に抱きついている 久美?どうしよう? そうだ!アイツを呼ぼう! 「楓!」 すると空から人が舞い降りてきた。
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