登校!青春が俺を待っている!

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コイツは秋山勝(アキヤマショウ)。とても、とても悲しいが俺の小学校時代からの親友だ。 顔立ちはいいのに女たらしだからモテないという可哀相な奴である。 「お前、俺の悪口言ったろ」 「俺今、口閉じてたぞ?」 「そうか。そんなわけないよな、親友だもんな。」 コイツ、一種の読心術が使えるのか!? 「新学期早々、襲撃に合ってたな。ドンマイ」 「ああ。死ぬかと思ったよ」 「それより、今日一緒にいたあの二人は誰?」 メグとゆ~ゆ~か・・・・・ 「それより教室に行こうぜ、遅刻になっちまう」 「そうだな」 俺達は教室へと移動する。久々の学校に体が疼くぜ!! 「オハヨー」 俺はそれを言うと同時にドアを開ける。 すると女子みんながこっちを向いた 「「おはよう!!」」 おはようございます するとクラスの担任が来た。 「席に着け、お前等!」 とりあえず俺達は怒られたくないので席に着く。 「今日は転校生が4人来ている!!」 「4人って多くないですか?」 「全員、女子ですか?」 「何人位が男の子ですか?」 先生の宣言と共に先生に向けられる生徒達の質問。 みんな同じ事、言ってるよね? 「転校生は全員女子だ、喜べ男子!」 教室からはうおォォォ!とか イェェェイィィィ!という 叫びのような歓喜の声が教室中から上がった。
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