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なんやかんやで授業は終わり、案の定の如く四人は周りを沢山の人(特に男子)に囲まれていた
俺はメグの隣にいるので、皆のメグへの質問が筒抜けで聞こえてきた
「佐藤君とはどんな関係!?」
「好きです!付き合ってください!」
「さっき、茂君にダーリンって言ったよね?茂君はハニーって呼ぶの!?」
「スリーサイズ教えてください!」
最後の奴誰だ!?
声のした方を見た。
視線の先には、勝。
「やはり、貴様かァー!」
俺はジャイアント・スイングで窓から勝を投げた。
戻るまでに休み時間が終わらなければいいが・・・・
あ・・・ここ三階だ。まぁ、いいか♪
とりあえず四人が困ってるから助けないとな。シンプル is bestの時代だからなシンプルに助けるか
「メグ、優香、久美、小百合!ちょっとかも~ん」
「「「「は~い」」」」
四人はこれを合図に席から立ち、野次馬共から抜け出した。
「上手く抜け出せたな。」
「ダーリン助けてくれてありがとう♪」
「し~し~、ナイス!」
「兄貴、サンキューな」
「それでご用は何ですか?」
「昼飯さ、みんなで屋上で食べないか?」
「でもダーリン、今日お弁当持ってきてないよ?」
「そや、どうすんねん?」
「楓が持ってきてると思うぞ。アイツ完璧〇人だから」
「じゃ、決まりですね。」
四時限目も終わり昼飯タイムだ!手抜き?
時間の短縮と言って欲しいな。
「じゃあ、屋上へ行くか。」
「「「「おー!」」」」
俺は屋上の扉を開けた。そこには今まで無かった風景が広がっていた。
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