登校!青春が俺を待っている!

12/13
前へ
/341ページ
次へ
なんやかんやで授業は終わり、案の定の如く四人は周りを沢山の人(特に男子)に囲まれていた 俺はメグの隣にいるので、皆のメグへの質問が筒抜けで聞こえてきた 「佐藤君とはどんな関係!?」 「好きです!付き合ってください!」 「さっき、茂君にダーリンって言ったよね?茂君はハニーって呼ぶの!?」 「スリーサイズ教えてください!」 最後の奴誰だ!? 声のした方を見た。 視線の先には、勝。 「やはり、貴様かァー!」 俺はジャイアント・スイングで窓から勝を投げた。 戻るまでに休み時間が終わらなければいいが・・・・ あ・・・ここ三階だ。まぁ、いいか♪ とりあえず四人が困ってるから助けないとな。シンプル is bestの時代だからなシンプルに助けるか 「メグ、優香、久美、小百合!ちょっとかも~ん」 「「「「は~い」」」」 四人はこれを合図に席から立ち、野次馬共から抜け出した。 「上手く抜け出せたな。」 「ダーリン助けてくれてありがとう♪」 「し~し~、ナイス!」 「兄貴、サンキューな」 「それでご用は何ですか?」 「昼飯さ、みんなで屋上で食べないか?」 「でもダーリン、今日お弁当持ってきてないよ?」 「そや、どうすんねん?」 「楓が持ってきてると思うぞ。アイツ完璧〇人だから」 「じゃ、決まりですね。」 四時限目も終わり昼飯タイムだ!手抜き? 時間の短縮と言って欲しいな。 「じゃあ、屋上へ行くか。」 「「「「おー!」」」」 俺は屋上の扉を開けた。そこには今まで無かった風景が広がっていた。
/341ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6135人が本棚に入れています
本棚に追加