-ZERO-<夢夢>

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「意味わからない…私は私よ、貴女じゃないし他のだれだってない!!」 『いいえ、私は貴女よ…解りやすく言えば、貴女の内にいる、貴女の心…もう一人の貴女』 「解りやすくもなんともない。大体、ココは何処?」 『ここは貴女の心を写す世界。誰にでもある心の闇を写す世界。そして――。』 「そして、何……?」 そこまでで、声は途絶えた。 再びこの空間―…世界に沈黙が流れる。
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