願い
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更に2年の時が経ち、幸せな日々が当たり前になっていた。 男は彼を親友と呼ぶ。彼も男を親友と呼ぶ程に信頼していた。 そんなある日の朝、いつものように彼は男の元へ駆け寄る。 「おはよう。ご飯の時間だぞ」 と言うと彼の頬を舐めた。 いつもなら男はそれに反応して、彼の頭を撫でるのだが、今日はそれがない。 「どうしたんだろう…いつも暖かいのに今日は、やけに冷たいな…」
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