願い

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男はゆっくりと起き上がり、いつも使っている机に向かった。 そして、男は封筒を彼に差し出した。 「…君に…親友の君にお願いしたい事が…ある」 男は力なく彼に話し掛けている。 「この手紙をある人に届けて欲しいんだ…夢を見て飛び出した僕の帰りを待っている恋人の元へ…」 男はそう言い終えると、動かなくなってしまった。
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