親友

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彼は動くなった男の前に立ち尽くしていた。 彼は「死」と言うものを理解できなかったのだ。 「……俺に何ができるんだろう?もうきっと動かないだろうな…」 彼は理解できないながらも、薄々死を感じていた。 彼の脳裏に男との思い出がよぎる。 彼は決心した。 「今までありがとう。俺、お前の願いを叶えたい。いや、これを届けないといけないんだ!」 親友の願いを届ける事を親友の前で誓った。 そして、彼はその封筒をくわえて親友の部屋を飛び出した。
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