ねこ

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右を見ても左を見ても真っ暗。 上に目をやると、綺麗に広がる星空で少し明るい。 月が隠れているせいか今晩の夜道は、ホントに暗かった。 だから気づかなかった。黒猫が足元にいたなんて…。 踏ん付けてしまったそいつは、声にもならない声をあげて潰れてしまった。 俺はビックリして、その場から逃げ出してしまう。 生死を確認したかったがこの暗さだ。明日、明るくなったころに見に行こう。 そう、考えた。
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