いちにちのおはなし
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エンゼルが僕の声に反応して、こちらを振り返る。 「おいで」 迷いもなく駆け寄るエンゼル。まるで僕の話す言葉がわかるみたいだ。 抱き上げて、その羽に顔をうずめる。 エンゼルも僕の顔を舐めた。 僕はものすごく嬉しくなって、エンゼルと一緒に原っぱを駆け回った。 心から楽しいと、久しぶりに思えた。
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