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住宅街の真ん中にある
小さな川を挟んで住んでいる
桃子と智美は
幼稚園から高校までずっと一緒の幼なじみである。
幼い頃から、今までコレといった喧嘩もなく、仲良しな二人である。
短大は、別々の学校だったけど、就職した会社が、たまたま同じビルの3階と5階だ。
そして、入社し一年が過ぎた4月。
~花の金曜日~お昼休みの事。
プルルッ……携帯が鳴った。
「ハイ!あっ智美。どうした?」
「桃子。今日、仕事何時に終わる?」
「今日は、残業無いから定時だよ。」
「じゃぁさ。買い物付き合って!」
「うん!いいよ。」
「じゃぁ、6時に桃子の家に迎えに行くねッ。」
「了解。じゃぁね。バイバイ。」
約束をして電話を切った。
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