◇幼なじみ◇

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住宅街の真ん中にある 小さな川を挟んで住んでいる 桃子と智美は 幼稚園から高校までずっと一緒の幼なじみである。 幼い頃から、今までコレといった喧嘩もなく、仲良しな二人である。 短大は、別々の学校だったけど、就職した会社が、たまたま同じビルの3階と5階だ。 そして、入社し一年が過ぎた4月。 ~花の金曜日~お昼休みの事。 プルルッ……携帯が鳴った。 「ハイ!あっ智美。どうした?」 「桃子。今日、仕事何時に終わる?」 「今日は、残業無いから定時だよ。」 「じゃぁさ。買い物付き合って!」 「うん!いいよ。」 「じゃぁ、6時に桃子の家に迎えに行くねッ。」 「了解。じゃぁね。バイバイ。」 約束をして電話を切った。
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