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俺は朝からこの会場にいる、雨がつめて―せっかくのスーツが台無しだ。
聖燕の三上先生が一度見に来て下さいと言うから来てみた、まぁ昔三上先生にはお世話になったから来てみた。
あっ、俺?俺は鬼頭 幸介(キトウコウスケ)こう見えても大阪高校選抜のヘッドコ―チだ…
「始まりますよ聖燕の試合が。」
隣で相合い傘をしてるのは俺の秘書の美羽 礼(ミワレイ)…まぁ彼女は昔、女子サッカーの日本代表にも選ばれたすごい人である、まぁ昔とは言ってもまだ25ぐらいだがな…
…―前半が終了―…
礼「前半が8ー0ですが……」
幸介「あぁ、三上先生に言われて来て見て正解だったな…彼は、化けるぞ…。」
礼「ですね…なのに彼は結果を出せない。」
幸介「まっ当たり前だ…サッカーはチームだからな、周りがあんなのでは、成長しない。
明らかに実力差があるこの試合をいかにどうするかだな…」
幸介は顎を手の甲に乗せ笑いながら始まったばかりの後半をみる。
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