序章―Be Disgusted―

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結局その試合は、大差で聖燕が負けた。 でも俺はかなりの収穫があったと自負する。 まぁ礼によると聖燕はこの一年全敗らしい。あのコ―チ陣がいながら全敗とは少し納得がいかない。 試合が終わり挨拶に行く途中に背番号10の奴と目があう… それに幸介は少しばかり笑う。 幸介「礼、三上先生に挨拶してから帰るぞ。」 礼「はい…」 ―――――――――――――― 俺が監督元おい三上先生の所に集合させると、三上先生はさっき観客席から見てた、人と話しながら俺の方をチラチラ見てくる。 まぁあまり気にしていなかった俺だが三上先生が話しが終わったのか、こちらに向かってくる。 三上先生「いや―負けてしまったね…でも君たちは、これから勝たなければならない試練があります………」 と心温まる言葉が続くが俺はあまり聞いていなかったいや聞いていられなかった、俺はいつも試合が終わると極度な睡魔に襲いかかられる。
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