序章―Be Disgusted―

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寒い……雨のせいで、体がかなり寒い。あまり手が上手く動かせない。 あぁさみ―…自転車じゃなくてバスでこればよかった…。 まぁとにかく、俺は家に帰るために坂道を下りながらそんな事を考えながら自転車をこいでいた時だった――…… キィィイィ… 自転車のブレーキ音が鳴り響く。 春希「うわっぁぁぁ~~」 春希は、急ブレーキをかける―… いや~今のはかなり焦ったぞ…今でも心臓がバクバクだぞ全く―… ―――――――――――――― 私はその日とても急いでいた―…なぜって?だって雨で休みだって言ってたのに室内で練習だなんて…最悪…… とにかく私は急いで自転車をこぐ。 えっ?私の名前?私は十六夜亜稀(イザヨイアキ)女子サッカーの大阪中学選抜代表で中学生三年で高校は推薦で決まっている。
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