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優七は机を離れベットの方へ行くと、俯せにうずくまり数十秒じっとしていた。
そして思い出す。今日の昼休み、バットに強化魔法をかけた時のことを…
「…祈梨のこともそうだけど、最近僕も変なんだよなぁ」
優七は右目を触る。
「魔法使うと右目が痛くて…」
華井との決戦の後あたりからだった。
優七は最近魔法を使うと調子が悪くなる。右目に違和感が出るのだ。
今日、魔法実習をサボったのもこれが多少影響してくる。
「気のせいかなぁ」
優七は目を閉じると、そのまま夢の中へと旅だっていった。
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