生い立ち

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無関心が 一番 楽 傷つかないで 済むから. 好きとか 嫌いとか どうでも良い 相手が 格好よかったら それで良いや 鳶職の男の子は ひとり暮らししてたから 家に帰りたくない 私には 最高な場所だった. いつも 一緒に テレビ見ながら 私の隣で 男の子はシンナー吸ってた 時々 セックスして でも 付き合ってない 私ね もぅ 傷つくのは嫌だったよ 寂しいのは嫌だよ 寂しいのを ただ埋めて欲しい セックス自体には興味無かった 当時の私は 寂しい気持ちの埋め方を知らなかった ある日 男の子の家で 鳶の先輩たち何人かも一緒に シンナーしてた 私は ジャケット(袋)を縛る係だった 皆 帰って ひとりの先輩だけは 泊まることになった 先輩が 私と一緒に 寝たいって言って いつも一緒に居る男の子は 先輩の言うことに 逆らえなかった. 「ヤろうよ」 男の子が寝てから 言われた
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