487人が本棚に入れています
本棚に追加
そうなことばかりしているうちに、僕は紅一点のツンに確かに引かれていった。
あの時はその気持がなんだかわからなかったけど…
そういえば、たまに二人で遊ぶこともあった。
⊂ニニ( ^ω^)ニ⊃ 「ブーン!」
ξ゚⊿゚)ξ 「ちょ、ちょっと待ちなさいよ!あ、あんた早すぎ」
膝に手をついて、ゼェゼェと肩で息をしているツン。
それもそれで素敵な場面だと、思った。
( ^ω^) 「おっおっ、ツンは鈍足だおww」
グシャア!
ξ#゚⊿゚)ξ 「殴るわよ?」
(#)ω^) 「お嬢様、順番が逆ですお」
ツンは少しだけ手が早い。
しかし、僕たちはこんなことを、
ξ゚ー゚)ξ 「なんか言ったかなぁ?」
毎日、
(;^ω^) 「いえいえ、一言たりとも」
繰り返していた。
―――中学二年生の、夏。
最初のコメントを投稿しよう!