二章

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『あ゛~ダリい。男子校かよ。』 おはようございます。今日から、恭太郎叔父さんのいる男子校に入学します。 …正直、学校1になるかも…。 「れ~ん♪おはよぉー」 出た。ハイテンションママ。 少し…かなりウザイ。毎朝、抱きつかれるのは。 「おはよう。煉。」 『そう言えば、寮生活で私に会いに来るの?』 「「もちろん」」 ぅわ。完全に親バカだぜ。 『そうなんだ?』 「あ!!もうこんな時間。煉、行ってらっしゃーい♪」 最後の伸ばし、いらねぇじゃん!! 「行ってらっしゃい。煉」 優しいなぁ。お父さんは。 『行ってきます。』 そうして、家を出た。 …待てよ?お父さんに…ってことは、ファザコンじゃん。 ヤバ;;ファザコンだけは嫌だ。 一人黙々と歩いていると… 「煉ちゃん!!」 後ろから声がした。
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