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ドS出現❗父ちゃんの危機⁉
「待ってよ~」
「やぁだ。待たないも~ん」
「ちょっと、このお花可愛い💓」
「本当、可愛い💓」
二人の女子の声がこだまする。―とある一室。
「―碇。」
「なんだ冬月。」
「趣味だろう。」
「仕事だ。」
「―変態。」
「変態じゃないもん。」
「頬染めながら言うな~!こんなエヴァ。研究段階でも見たくない~!!」
冬月は叫びながら出て行った。同時に赤木リツコが入ってくる。碇指令は、普段通りの恰好でリツコに話し掛けた。
「赤木博士。」
「はい。」
「これは、私の理想だ。このアニメーションを見て解るように、エヴァに可憐な女子の気持ちを」
「理解出来ません。」
全て言い終わる前に、遮られた。
「…赤木博士。」
「失礼します。」
ガチャッ
バタン!
「どうして、あんな人好きになったんだろう。…でも、今頃泣いてるかな?あぁ、想像だけでドキドキする🎵」
恐るべしドS赤木リツコ。
そして、予想に反せずイジイジ泣くドM?碇指令。
「いいんだ。俺の自己満足の妄想でいいんだ。楽しいもん。」
いや、妄想はヤバいぞ父ちゃん💧
「次はどんな言葉で泣かそうかな?」
ルンルン気分で研究室へ戻るリツコ。
頑張れ父ちゃん!
シンちゃんの為にも、凛々しくいて!
「無駄じゃない?」
―シンちゃん冷たっ!😢
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