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大人の…
「もう、帰るのか?」
「当たり前でしょ。あんたなんかと、朝まで一緒にいないわよ。」
服を着るミサトの傍で、加持はタバコをふかしながら問いかけるが、ミサトは冷たく言い放つ。
「あと少しで終わるな…。」
「何が?」
「いや…。」
「じゃ、行くわ。」
髪を整え、出て行こうとするミサトの腕を加持は掴んだ。
「待てよ。置いてけよ。」
「何をよ?」
「―チョコレート。」
一瞬の間。
「無いわよ。シンちゃんにはあげたけど。」
「マジか!?いいなぁ、シンジ君。」
「手、離して。」
「嫌だ。」
「か~じ~?」
呆れてミサトが言うと、加持は新しいタバコを口にして笑って呟いた。
「可愛いな、葛城。」
「―感謝しなさいよ。」
加持がくわえたタバコは…
「愛してるぜ、葛城。」
「はいはい。」
恥ずかしくて、そっぽを向いたままのミサト。
その後の二人は…
想像におまかせ😃
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