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お雛様騒動⁉
「で?誰がお雛様役だって?」
呆れた顔で、加持は聞く。
「私よ!」
「セカンド?僕がシンジ君とやるって言ってるだろう?😃」
「…っ!」
カヲルの言葉に全員、背筋が凍った。
「なんや、まだ正月の事気にしてんねや?案外、肝っ玉の小さいやっちゃのう。」
「鈴原!」
委員長が叫んだ瞬間。カヲルの爽やかだが、どこか恐ろしい声が横切った。
「いいんだよ?別に鈴原君。君が委員長とやったって。一向に僕は構わないんだよ?」
「な!なんで委員長が出て来るねん!」
「そうよ!」
「2人。顔、真っ赤よ?」
ミサトの言葉に、2人は更に赤くなる。
「てか…僕、帰りたい。」
げんなりして、シンジは呟く。
「ちょっと!シンジ!私とやりたいと言いなさい!」
「アスカ…どうでもいいよ。」
「なんですってぇ!」
そんな騒ぎをおさめたのは、意外な人物だった。
「渚カヲル君。君は、シンジが好きなんだね?」
碇司令の一言に、顔を見る間に顔を赤くしていくカヲル。
「お雛様は、女の子に譲ってあげなさい。特別な日だからね。」
失礼ながら、全員、絶句。そしてカヲルは…。
「えと?カヲル君?」
シンジが、覗き込む。すると、唇をギュッと噛んで走り出した。
「あ、渚!」
ケンスケが呼ぶ。再びカヲルは駆け戻ってくる。
「司令!」
「なんだ?」
「好きです!」
「―ポッ。」
赤くなる司令。
「流石、シンジ君を産んだお父さん!」
「いや、違うでしょ!」
全員、突っ込み。
「へぇ?赤くなるんだ?へぇ?」
「リツコ…怖い。」
「あ、ミサト。レイみたいにカヲル君をいっぱい作って、壊しまくろうかしら😃」
リツコ…
どんどん壊れてくな…
「あんた(著者)のせいやろ。」
トウジ💦
ごもっとも。すんません。
もっと修行します。
「で。誰がお雛様?」
レイ登場。
「―どうでもいいから、甘酒飲みましょう。」
全員、賛成✋
雛祭りは、酒祭り。
皆、騒ぎながら甘酒を飲みましたとさ~💦
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