ⅩⅦ 損害賠償請求

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『それでもいいよ。気持ちが変わったら、必ず僕に話してくれることさえ約束してくれるなら。』ぐっと彼女を引き寄せた。 『あなたには、いつも、あなたでいて欲しいのだから。無理しなくていい。』 いつか、そんな日がきてしまうのだろうか?いつか、いつか…?それでも、彼女が別れたいと言うなら、僕は彼女の気持ちを優先させるだろう。 幸せな瞬間に、そのまま時が止まって欲しいと願う人は多いかもしれない。けれど僕は、幸せな時も悲しい時も等しく彼女と過ごした時間として愛しているのだから。
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