Ⅹ 運命の相手

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その夜、僕はそれまで経験したことがないほどの安心感と充足感に満ち溢れた眠りを体験したのだった。 これまでにも恋をしたり、恋愛したり、なかったわけじゃない。けれど、他人と一緒のベッドで寝るにもかかわらず、これほど安心して満たされて寝たことはなかった。まるで、運命の相手だと感覚で知ったような気分だった。
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