第2幕

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ムーンは頭を撫でられ気持ち良さそうに目を細め、ゴロゴロと喉を鳴らした。 こんな優しさに触れたのはいつぶりだろうか……… ムーンは離れていく女性の手を名残おしそうに自分から擦り寄る。 「あらあら、あなたは随分と甘えん坊さんなのね?」 女性は優しく微笑みかけムーンの耳の後ろを擽った。
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