プロローグ

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『…………遅刻だ…』 ―寮の窓から降り注ぐ眩い光で俺は起きた― (聖堂学園在学D組 名前は…ウォルク・リューフ 今日もめちゃくちゃな一日か…) ―校門― 『ヤバイ、ヤバイ…ギリギリだ』 と俺が校内に入ろうとしたその時… 『二時間目終ってるのに、何がギリギリだ!』 呆れた様な怒った様なそんな罵声と共に俺は氷漬けにされた… 『………つ……べ…たい…』 ふとある教師と目が合った、教師の名前は冬月、普段は優しい先生だが何気に厳しい 『またお前は遅刻か……ウォルク…』 はぁと溜め息を付き氷柱を叩ながら 『まぁまぁ…とりあえず…出して♪』 呆れた表情で氷を溶かし、冬月は俺の頭を掴み引きずって行く… 『お前は授業+居残りで蒼の特訓だ!』 (嫌だなぁ…また無茶されるんだろうなぁ…) 心の中でぼやきながらも引きずられながら教室に移動していく…………
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