はじめまして、はピアニッシモで🍀

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「みやびも呼ばれていたんだな」 「当たり前だよ。それよりもほら」 みやびが指さすほうに、ある一団がいた。 「『一座』だ」 あぁ。 神楽家ね。 俺は関わりたくない。 一座であるがゆえに血を血で争うんだからな。 醜い一族だ。 そんなやつらがよく神の座所のトップでいられるな。 「おい」 「…何か」 飛鳥が声をかけてきた。 亜梨栖の姿はない。 ふと視線を動かせば、ついてきた母親のそばにいた。 「みやびもいたのか」 「いたよ~お招きありがとう」 みやびは笑って飛鳥に手を振った。 「知り合いなのか」 「うん。何回かパーティーで会ってるよ」 なんだよそれ… 先に言えって。
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