スランキーサイド

2/2
前へ
/10ページ
次へ
スランキーサイドは、主に東京で、10年以上の活動歴のあるベテランバンドである。 恐らく、活動歴・実力・カリスマ性と、知名度が最も釣り合わないバンドの一つでは無いだろうか? 日本トップクラスと言ってもいいくらいの素晴らしいバンドなのだが、知名度が極端に低いのだ。 だが、そんな事はどうでもいいくらいの、何度も言うがすんばらしーバンドである。   音楽性は、敢えて言うならば、ガレージ・サイケデリック・ブルース…とでも言えばいいか。 ゆらゆら帝国に少し似たサウンドだが、より泥臭い、粘りのある音だ。 ギター一本とベース一本、ワンバスのドラムだけとは思えない、厚みのある音は圧巻。 更にそれに独特の浮遊感のある歌詞。   メンバーは、ギターボーカルのナベジ、ベースのトトキ、ドラムのヒジカタの三人編成。 メンバーのルックスも個性的。ナベジ氏の非常にボリュームのあるパーマヘアー、トトキ氏の鮮やかなベルボトム、そして激しいライブパフォーマンス。それらが全て一体となって「スランキーサイド」という空間を作っている。   スランキーサイドの音源を置いてある所は少ない。タワレコにあったらラッキーである。後は、通販や、高円寺円盤、ライブの物販で購入できる。 ライブDVD「LIVE!」や最新アルバム「スーパーセブンティーン」は比較的入手しやすい。他には「ナマズブルース」がオススメだ。   しかし、やはりスランキーサイドの本領はライブにある。高円寺や四谷、また関西ツアー等もたまにあるので、是非ライブに足を運んでみよう!
/10ページ

最初のコメントを投稿しよう!

69人が本棚に入れています
本棚に追加