‡迷惑な客達‡

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俺は自問自答しながら両手で頭を抱えていた。 こいつらに『実はナニしてました!!』とか……言えるかぁ―――――ッッッ!!!!! そこでタイミングよく(いや、悪くか?)月海が起きた。 そして俺と月海が寝ていたベッドが囲まれている事に気付いた。 「あら?皆様いらっしゃいませ」 体にシーツを巻いただけの状態でも挨拶をするメイドさん月海。 この状況で普通に挨拶できるなんて……月海、侮り難し……。 そして俺は要点だけ月海に説明した。 俺は恥ずかしくて言えなかった事も月海にだけ話したよ。 まあ……俺の背中に殺気が突き刺さった事には気付かなかったって事にしておこうか。
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