3467人が本棚に入れています
本棚に追加
帰り道、イチが原付に股がる。
『なぁ、なんか悩みとかあったら、何でも相談に乗っからな。』
「…んだよ💦急に💦悩みなんかねぇよ💦オメーこそ俺に言いてぇ事、黙ってんじゃねぇのか?」
『バーカ、んな事ねぇよ。酔っ払い、気をつけて帰れよ‼』
「へっ、オメーこそ‼帰り道にコケて怪我すんなよ。」
イチは原付で走りだし、すぐに姿は見えなくなった…
お互いが何かを隠してる事を、お互いがわかってた…俺はすげぇ事だと思うけど、それをお互いに伝えられない事が、なんか寂しかった。スッキリしねぇ夜だ…
こんな夜、早く明ければいいのになぁ。
最初のコメントを投稿しよう!