プロローグ

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    ~不幸少女~   人には《向き・不向き》   があって   例えば、裁縫は苦手でも   料理は得意だったり   勉強が苦手でも   運動は得意だったり   まぁ、それの逆もある。   だから みんなは   何かがダメでも   他のコトが大丈夫だから   いいんだケド   私の場合 それは   有り得ない。   何をやっても   ダメな私。   例えば、何もない所で   しょっちゅう転ぶし   ポケットに入れたはずの   小銭が ポケットに   いつの間にか   穴が空いてて   全部 落ちてたり…。   とにかく不幸が   連チャンで   襲いかかってくる。   そんな私は只今   〈Unlucky Road〉を   爆進中!!   でも 不幸な私が   “彼”に出会ってから   私の運命の歯車が   動き出した。   もし “彼”に   出会わなければ   今の私はなかった。   “彼”の存在自体が   私の運命を変える。   “彼”の存在なしに   私はいられない。      
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