プロローグ

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    ~幸せ少年~   人には《向き・不向き》   があって   例えば、陸上競技は   苦手でも   水泳は得意だったり   歌が苦手でも   ダンスは得意だったり   まぁ、それの逆もある。   だから みんなは   何かがダメでも   他のコトが大丈夫だから   いいんだケド   俺の場合 それは   有り得ない。   何をやっても   幸せが降ってくる。   例えば、道を   歩いてると   千円を拾ったり   くじとかガラガラ回す   やつとかやると   必ず 1等賞が   もらえる。   テストだって   分からない所は   勘で何か埋めると   意外に   当たっちゃってたり。   そんな俺は只今   〈Lucky Road〉を   爆進中!!   何もかもが   幸せだった俺が   “彼女”に   出会ってから   運命が変わった。   俺が変わったと言うより   “彼女”の人生を   俺が変えた。   “彼女”は俺を   必要とし   俺も“彼女”を   必要とした。   “彼女”を   守りたいと思った。   “彼女”の存在なしに   俺はいられない。      
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