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一樹:『俺らが、何したんや?』
良:『何や?裕也!』
裕也は、俯いたたままやった。
母親と裕也は
手繋いだまま…校舎の中に入って行った。
何かイライラして来た。
無性にイラついて来た。
俺は、校舎に向かって走り出した。
『おーぃ!』 二人も走り出した。
裕也は、同じ施設の子で
親が離婚してから
ここに、1年前に来た明るい子やった…
ハウス(施設)に居てる子は、俺と良と一樹は兄弟分でかなり手の掛かる悪ガキやった。
あとの子らは13人くらい居たが、皆仲間やと思ってた。
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