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くもりぞら
不安と言う名前の雲は幾つになっても、何をしていても出てきます。
あの頃はいまより恋や自分の事ばかり考えていたような気がしますが…。
さまざまな雲の形と同じく、青空のなかの雲や夕焼けの雲と一つとして同じ雲はないように恋もようも同じ瞬間はありません。
少しずつ形をつくり、輝き、崩れて、消えて行く雲は恋愛の起承転結にも似て時に気持ちを締め付けます。
漂う雲は『ぼんやりとした不安』。
垂籠める雲は『立ちはだかる不安』
そんなイメージが私は浮かびます。
起伏に富んだ恋もようが私の曇りのイメージです。
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