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「おはよー、千春」
「あ、おはよー。みっちゃん」
「だからみっちゃんはやめろって。俺が恥ずかしくなる」
照れながら言う光彦。
これが私の彼氏さん。
「いーじゃないの、可愛いんだから」
茶化す私。
みっちゃんと私は吹奏楽のサークルで出会った。
一方的に付き合って欲しいと言われてテキトーにOK出してしまったけど、まさかここまで続くなんて。
それに私なんかのどこがいいのかわからない。
あー、せめてみっちゃんが夢の中の美形くんみたいな顔だったらなー
自分の顔を棚に上げて酷いこと思う私。
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