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一応、自己紹介をした。けど、確実に聞こえてない。
「はぁい……静かにしないと」
シンッ―――
鳴海がそう言っただけで教室は静かになった。
「じゃ、改めて 村 綾乃です。男だからな?今までは病院に居たけど病気が安定しはじめたので学校に通えるようになりました。これからよろしく」
そう言い終えた途端……幾人かの悲鳴に近い絶叫が聞こえた。
「綾乃君に質問がある人――って沢山いるね♪なら、後で勝手に質問しにいくこと♪席は、紅蓮君の隣で」
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