パペット

教室で

紅蓮は……おっ一番後ろじゃんか!!よっしゃ……
とか思いつつ僕は席についた。

「……て事だから紅蓮よろしくな」
「そんな風に言われてもな……ちゃんと説明しろよ」

「それじゃ…♪」
鳴海が教室から出た途端色々な人が話しかけてきた。
「ねぇ貴方のアリスはなんなの？」
「星階級はいくつ？」
「能力系は？」
等と言った質問をいっぺんに言われたため僕は聞き取れなかった。
「なぁ……棗、紅蓮 助けて？」
「「無理だろ……;」」
ハァ……僕はどうしたら良いのか分からず戸惑っていた。