ある日の出来事

6/7
前へ
/75ページ
次へ
「違うよ………紅蓮は人だよ?パペットなんかじゃない」 「何時も独りで……命令を聞いて人を殺して……それの何処が人なんだよ!?」 「紅蓮には……紅蓮の隣には 美那ゃ海、雪が何時もそばにいただろ?それで良いじゃないか」 「でも……傷付けることしか出来ない」 「守れてるよ……紅蓮には守る力があるんだからね?」 そこまで言ったあと、紅蓮は顔を上げて僕を見てきた。 「ハッ……綾乃…ゴメン」 「なぁに謝ってんの?気持ち悪い」
/75ページ

最初のコメントを投稿しよう!

80人が本棚に入れています
本棚に追加