第一夢 ー少年のサガシモノー

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ーーー…… 目を開くと、そこには何もなかった あるのは、空白だけ その中で、僕だけがおかしく見えるきがした まるで、白の中に、黒を一滴、こぼしたみたいに… (またこれか…) ため息をつく。いつものことだ… あの日から、ずーっと…ずーっと… すると、足元が揺れた そこから、闇が溢れ出してくる 世界が、黒く染まって、闇が僕をのみこんでいく… 「うああ…っ!!」 僕が消えてしまう。嫌ダ!! 怖い! こわい!! コワイ!!! ダレカタスケテ!!! 「ああぁぁぁあぁあ!!!」 ー僕の声は闇に溶けて消えつつあった…ー キ エ テ イ ク
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