彼女のお家

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俺は、今、水無月財閥のビルにきている。 何でかって? 水無月美愛を怒ったからだよ。 マジで自己中だよな。 それにしても、こんなん、いつ建てたんだ? 一階は、ジュエリーショップ。 どう見ても、高そうにしか見えない。 ここに誰か来んのかな? 取りあえず、中に入るか。 「いらっしゃいませ。今日は、どの様なご用件ですか?」 うわっ、めっちゃ丁寧じゃん。 「あの、美愛さんと同じクラスメートの神田一月ですが美愛さんにお話があって…。」 「えっっ?美愛様のお友達ですか?」 かなり、驚いている。 ってか、友達じゃないんだけどな………。 奴が勘違いしたら困る。
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