プロローグ

4/10
前へ
/362ページ
次へ
2011年2月13日午後6時13分 千葉県習志野駐屯地内武器庫 鈴原優司3等陸佐 照明をつけると、ひときわ輝く銃が目に入った。 鈴原 (懐かしいなぁ~) 鈴原は64式小銃を取り、テーブルに置いた。 その他にも9mm機関拳銃、9mm拳銃も置いた。 鈴原は懐かしさを感じつつ、分解整備を始めた。 2011年2月13日午後8時 千葉県習志野駐屯地鈴原優司3等陸佐 鈴原の乗った73式小型トラックはある門の前に止まった。 かなり物騒な警備になっている。 守衛 「通行は許可できません」 鈴原 「な、なにを言ってる!?早く通せよ!」 守衛 「ダメだダメだ!とっとと帰れ!」 鈴原 (オレが大人しくしてりゃ調子に乗りやがって[怒]) 「!」 鈴原は門の隊員がセレクターをセミにしたのが見えた。 鈴原 (もう我慢ならん[怒]) 鈴原はトラックを降りた。 鈴原 「オレは特殊作戦群第1中隊隊長に任命されたんだ!!ウソだと思うなら基地司令に聞いて来い!!」 守衛は電話にかじりついた。 相変わらず隊員の小銃のセレクターはセミのままだ。 守衛 「よし。通れ」 鈴原 「目上の人に対する接し方がなってないな1曹殿。気をつけることだ」 守衛 「し、失礼しました!若かったもの鈴原は中に入っていった。 IDカードを認識機に通した。 人工音声 「鈴原3佐。承認」 第1中隊宿舎に入った。鈴原 「第1中隊の副官は?」 隊員A 「田部1尉です!あちらにいらっしゃいます!」 田部2尉は雑誌を読んでいる。 鈴原 「田部2尉?」 田部 「はっ」 田部は敬礼した。 鈴原 「第1中隊隊長になった鈴原だ。よろしく」 田部 「はっ!」 鈴原は敬礼し、宿舎から出た。
/362ページ

最初のコメントを投稿しよう!

425人が本棚に入れています
本棚に追加