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2011年2月13日午後6時13分 千葉県習志野駐屯地内武器庫 鈴原優司3等陸佐
照明をつけると、ひときわ輝く銃が目に入った。
鈴原
(懐かしいなぁ~)
鈴原は64式小銃を取り、テーブルに置いた。
その他にも9mm機関拳銃、9mm拳銃も置いた。
鈴原は懐かしさを感じつつ、分解整備を始めた。
2011年2月13日午後8時 千葉県習志野駐屯地鈴原優司3等陸佐
鈴原の乗った73式小型トラックはある門の前に止まった。
かなり物騒な警備になっている。
守衛
「通行は許可できません」
鈴原
「な、なにを言ってる!?早く通せよ!」
守衛
「ダメだダメだ!とっとと帰れ!」
鈴原
(オレが大人しくしてりゃ調子に乗りやがって[怒])
「!」
鈴原は門の隊員がセレクターをセミにしたのが見えた。
鈴原
(もう我慢ならん[怒])
鈴原はトラックを降りた。
鈴原
「オレは特殊作戦群第1中隊隊長に任命されたんだ!!ウソだと思うなら基地司令に聞いて来い!!」
守衛は電話にかじりついた。
相変わらず隊員の小銃のセレクターはセミのままだ。
守衛
「よし。通れ」
鈴原
「目上の人に対する接し方がなってないな1曹殿。気をつけることだ」
守衛
「し、失礼しました!若かったもの鈴原は中に入っていった。
IDカードを認識機に通した。
人工音声
「鈴原3佐。承認」
第1中隊宿舎に入った。鈴原
「第1中隊の副官は?」
隊員A
「田部1尉です!あちらにいらっしゃいます!」
田部2尉は雑誌を読んでいる。
鈴原
「田部2尉?」
田部
「はっ」
田部は敬礼した。
鈴原
「第1中隊隊長になった鈴原だ。よろしく」
田部
「はっ!」
鈴原は敬礼し、宿舎から出た。
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