プロローグ

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2011年2月13日午後8時54分 千葉県柏市内賃貸アパート 鈴原優司3等陸佐 梶 「フー。汗かいてきちゃった。お風呂借りていい?」 鈴原 「あっじゃあオレが先に入るよ。お湯張るから。TVでも見てて」 鈴原は頭、体を洗ってお湯がようやく溜まった湯船に入った。 鈴原 「はぁ……」 …… 足音がした。 鈴原 「梶?どうした?」 梶 「………。私も…入ります…」 鈴原 (!) 鈴原は自分の心臓の鼓動がはやくなったのを感じた。 梶 「入ってもいいですか?」 鈴原 「あ……ああ。いいよ」 梶 「じゃあまた再開しよう!」 風呂から上がって、鈴原と梶はまた飲み始めた。 午後10時46分 梶 「あら……終わっちゃったぁ」 2人はチューハイを全て飲み干した。 鈴原 「か、梶。大丈夫か?」 梶の顔は真っ赤になっている。 鈴原 「ほら…立てるか?」 梶は自分で立とうとしたが倒れてしまった。 鈴原 「大丈夫か!梶!」 梶 「ふーっ!暑い……」 梶は服のボタンを外しはじめた。 鈴原 「お……おい梶!……」 鈴原の目に梶のブラジャーが飛び込んで来た。 鈴原 「な…………」 梶 「鈴原さん~」 鈴原 「わ、わかったからもう寝ろ」 鈴原は梶をベッドに運んだ。 梶 「鈴原さんも早く~」 鈴原 「…あ、…ああ」 電気を消し、暗闇に目が慣れて来ると、梶の顔が見えて来た。 梶 「鈴原さん……おやすみの前の……して下さい……」 鈴原 「……いいよ」 鈴原と梶は互いの唇を重ねた。
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