†ELLARK†
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「だって、 貴方が成ったという蝶も、 今こうして傍に居る貴方も。 私の夢のひとつなのだから」 額にかかる前髪が 薄く払われた。 星空と枝張る葉の中、 見下ろすその人の輪郭が 微かにぼやけた。
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