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海までの車中 君は何も言わず、黙って外を見ていた。
僕は そんな君を横目に気にしながらも、何もいえずにいた。
カーラジオからの音声だけが 車内に響いていた…。
僕は頭の中で いろんな想いを巡らせていた。
彼女に告白するのは決めているが、どう話せばいいのか…。
いや、それよりも、彼女は何故 今日は海に行きたいなどと言ったのだろう…。
いつもと様子が違うのは明らかだ。
やっぱり 好きな人のことで悩んでるのだろうか…。そして それを僕にも相談でぎずにいるのだろうか…。
そんなことを考えているうちに、外の景色が がらっと変化しているのに気づいた…。
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