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  「わぁ~ 海だぁ~。わたし泳ぐの結構得意なんですよ~。まだ、泳ぐには冷たいだろうけど…。夜の海もキラキラしてて好きだなぁ~。」   君はそう言って 窓から海岸線を見つめていた…。   「僕は、海では泳ぐというより 浜でまったりバーベキューなんかするのが好きかなぁ~。後は釣りもするよ。」     「‥‥‥‥」     君は 外を見たまま黙っていた…。     海岸線の駐車場に車を停めて、僕たちは車を降りた。 あたりは もう真っ暗で、ほんの少しの街灯と、沖を行く船の灯だけが 砂浜を照らしていた。      
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