6/7
前へ
/127ページ
次へ
/////////////      けれど、それを考えるよりも先に、僕の手は反射的に君の頬をつたう涙をぬぐっていた…。   この行動には 自分でも驚いた…。       「もう 泣かないで…。 君が泣いてたら、彼もきっと悲しむよ。」       君は顔をあげて僕をみた。 僕は正直 自分がこんなことをするなんて、思ってもみなかった。   そんな気持ちから 何だか彼女に見つめられたことで、恥ずかしくなり 思わず君から離れてしまった………。      
/127ページ

最初のコメントを投稿しよう!

30人が本棚に入れています
本棚に追加