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「んんっ!痛い!!」
「やっと目を覚ましましたか。心配しましたよ。お華さん。」
どこかで聞いた事のある声
声の主を探す
枕元からワタシを覗きこむ人がいた
「沖田…さん……
どうして……………」
《夢でもみてるのかな》
「あなたは3日も高熱で眠っていたんですよ。幸い傷も深くなて…傷跡は残ってしまいますが…」
悲しそうな顔で沖田が話す
「あっ!ワタシ斬られたんだ。でも生きてるんですね。」
見知らぬ男に言いがかりをつけられ斬られた事を思い出し、勢いよく起き上がった
「痛い!!!!」
背中に激痛が走った
「まだ傷口が閉じてませんからゆっくり動いてください。でも良かった。意識が戻って…」
笑顔の沖田
《この笑顔にまた逢えるなんて…》
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