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「総司!!まだ寝てるじゃねぇか!」
「さっきまでは起きてたんですよ。横になったらまた眠ってしまったようで…」
二人の話し声にワタシは目を開けた
「沖田さん?どうしたんですか?」
「良順先生!お華さんが起きましたよ。」
沖田に先生と呼ばれている男がワタシのそばに来た
「俺は松本良順だ。ここで療養所を開いている。華さん、まだ顔色は悪いが、山は越えたな。まだ傷口が開いてるから化膿しないように注意が必要だ。まぁしばらくは家で静かに療養しているんだな。家はどこだ。使いをやる。家族の顔を見たいだろう。」
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